中秋の名月。月の中にいるうさぎの衝撃話とは

2025年10月6日(月)は 中秋の名月。一年の中で最も美しい月を見ることができる夜です。私は「お月見の会」にお招きいただき、当日月のお話をしたり、タロット占いをすることになりました。
月は古くから、人の心をありのまま映し出す鏡のような存在と云われています。月を見上げると、なぜだか心が洗われるような気がする。不安や迷いも解きほぐしてくれて、穏やかな心を取り戻してくれます。
占星術において「月」は、「心」「感情」「ありのまま私」を表します。太陽が「意志」や「人生の方向性」を照らすものなら、月は「魂の居場所」を示すもの。
本当に安心できる場所や、ありのままの自分を教えてくれるのです。つまり、月を見上げることは、自分の心と向き合う大切なひとときになるのですよね。
月の中にウサギがいる話
ところで、日本では月にうさぎがいて餅をついていると、語り継がれていますね。月の表面をみると、本当にうさぎが餅つきをしているみたいに見えます。
その由来となったのは、インドの古い逸話。私はこの話を聞いたとき最後が衝撃的!だったので、みなさんにもシェアしたいと思います。
昔、天竺(インド)では、ウサギ、キツネ、サルの三匹が「菩薩の道」を志し、毎日修行をしていました。ある日、帝釈天(神様)が、三匹が本当に仏の心をもっているのか試してみたくなり、老人の姿に化けて現れ、食べ物を求めました。
すると、サルは木の実や果物を、キツネは魚をとって差し出しました。ところが、ウサギは山の中を懸命に探しても、何も見つけることが出来ませんでした。
そこで、ウサギは「食べ物を探してくるので、火をおこしてほしい」と云いました。サルとキツネが火をおこすと、ウサギは突然「私を食べてください」と火の中へ飛び込んだのです!
ウサギは、まるこげになって死んでしまいました。神様はこの慈悲深さに心を打たれて、ウサギの姿を月に映し出し、永遠に語り継がれるようにしました。
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えっ。月の中に見ている黒いウサギは、まるこげのウサギだったの!?こんな衝撃的なお話しだったなんて、ビックリです。神様は一体、なぜこの話を語り継がせたかったのだろう・・・と思ってしまいます。
ウサギが自分の命を差し出すことは慈悲深さの極みですが、何もそこまでしなくても・・と感じるのは、私の修行が足りないからなのかしら。。人を助けたい、役に立ちたいという気持ちを持っていても、自分を犠牲にすることが美徳とは思いません。
むしろ、自分が今出来る精一杯することが自分を大切にすることであり、それも慈悲ではないかと思います。
もう一つ。
神様が三匹を「試した」こと。相手に命を懸けるほどの試練を与えて試した、というのは、神様なのに、酷すぎませんかね。。
ウサギのようにすべてを投げ出さなくても、ほんの少しの優しさや思いやりがあればいい。月に映るうさぎは、反面教師的にそんなことを私たちに伝えているのかもしれません。
あなたはは月を見上げるとき、どんな想いを映し出すでしょうか。10月6日(月)夜空に輝く月を愛でながら、ご自分自身の心と向き合うひとときをお過ごしくださいね。
「トートタロット」×「西洋占星術」人生を変える占い師 美虹(みく)

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