テレーマ哲学。「汝の意志することを行え、 それが法のすべてとならん」

※トートタロットの制作者アレイスタークロウリー。目力があって独特の雰囲気が漂っていますね。

 

 

現在、トートタロットマスター講座を募集しています。「どのような特徴があるカードですか?」とお問い合わせをいただきましたので、トートタロットの制作者アレイスタークロウリーのもつテレーマ哲学(※セレマ(Thelema)と読むこともあるそうです)についてお届けしたいと思います。

 

 

途中むずかしい言い回しがでてきますが、結局伝えたいことはシンプルです。

 

 

守護天使が舞い降りて、伝授されたメッセージ

ときは1904年4月。クロウリーは不思議な体験をします。彼のもとに“守護天使ワイエス”がやってきて、自動書記によって”お告げ”なるものを授けられました。

 

 

自動書記とは、本人の意識とは関係なく、まるで肉体を支配されているかのように勝手に手が動きだして筆記する、心霊現象の一つです。

 

 

1904年4月8日、9日、10日正午から1時まで1日1時間ずつ、守護天使ワイエスからのメッセージを受け取ります。

 

 

守護天使ワイエスなる人は、天使なので目に見えません。けれどクロウリーは当時の状況を、「ペンをとり白紙に向かうと聖守護天使エイワスの声は部屋の奥の隅から左肩越しにやってきたようであった。・・実際に(部屋)の隅にいると強く感じた」といっています。

 

 

その3日間の”お告げ”は『法の書』という聖典にまとめられ、テレーマ哲学の土台となりました。それではテレーマ哲学とは何なのかをみていきましょう。

 

汝の意志することを行え、それが法のすべてとならん。

『法の書』からテレーマ哲学として、この3つの言葉を要約しています。

 

汝の意志することを行え、それが法のすべてとならん。

愛は法なり、意志の下の愛こそが。

汝の意志することを行え、を越える法はない。

 

その中でもテレーマ哲学の中核は、「汝の意志することを行え、それが法のすべてとならん」です。自分の中にある崇高なる意志にしたがって、自分なりの生きる道を表現せよ、という意味です。

 

 

私はこの言葉を聞いたとき、上からガツンと叩かれたような衝撃を受けました。「自分の意志にしたがった生き方?ナニソレ。わたしは毎日、目の前のことで精一杯よ。自分の意志がどこにあるかなんて、分からないわよ。」と思っていたからです。

 

 

クロウリーはこのように云っています。

すべての個人にはエゴのありふれた欲求や欲望とは区別されるべき「真の意志」がある。真の意志とは、本質的に言って個人の「天職」もしくは人生の「目的」のことである。真の意志を発見するためには、無意識の欲望を意識の支配から解き放つ必要がある

 

 

私たちはいつも大なり小なり「○○になりたい」という欲望の中で生きています。欲まみれです。けれどクロウリーは、真の生きる道は欲望とは別のところにある、と言い切っています。

 

 

そのため、本当に人生の真の目的を発見しようとするなら、まず欲望から解放されることが必要だ、と。

 

 

解放されるべき欲望ってどんなことでしょうね。たいていは、

・お金持ちになりたい

・有名になりたい

・認められたい

・成功したい

・人より秀でた人になりたい

・特別な人間になりたい、などでしょう。

 

 

私たちは誰もがエゴや欲求や欲望の塊です。けれども、クロウリーは、エゴや欲とは区別されるべき「真の意志」というものを誰でも持っている、と云っています。「真の意志」とは何か。それは、天職を見つけることや、自分の本当の人生の「目的」のことです。

 

 

本当の人生を目的を発見しようとするなら、自分の内側に目を向け、欲望の正体が何なのかを知り、解き放たれる必要があるのです。欲のない世界に真実はある。そのためには、肉体的、心的、霊的鍛錬のための訓練体系が必要である、と説いています。

 

 

彼はこうも云っています。

自分が誰なのか、自分が何なのか、自分がなぜ存在しているのか…ということを魔術師は自分で探り出し、疑いようのない確信を得なければならない。そうして突き進むべき適切な進路を意識したら、次はそれをやり遂げるために必要な諸条件を理解することである。その後、自分の中から成功にとって邪魔になる要素をすべて取り除き、自分の中にある、前述の諸条件を制するために特に必要な部分を成長させなければならない。

 

 

自分という存在は、人に進む道を与えられるものではなく、確信がもてるまで自ら探し続けていくものだ。自分は何者なのか知りたいなら、もがき苦しみながらも訓練しつづけながら、確信を得るまで自己探求し続けなさい、と。

 

 

自己探求とは、自分の内的発見の旅です。トートタロットは、吉凶を占うものや未来を見通すものにとどまることのない、自己発見のためのツールなのです

 

 

トートタロットの#2Priestessのカードを見ると、手前に白いラクダがいます。白は純粋さを表し、ラクダは自給自足の動物で砂漠を歩くことから、独立心や探求心を表します。

私たちの自己探求の旅も、純粋な心をもち、砂漠のような道なき道をたった一人で歩きながら、自分という存在(カードの下にある果物や花に象徴されるオアシス)を発見するまで旅を続けることだ、と説いています。

 

『トートの書』には、トートタロット#7Chariotついて「冑の眉屁(まびさし)は下げられている。その顔を見た者は死ぬ」と書かれています。これは、騎士を目にした者は死んでしまうため、それを防ぐために全身を鎧で覆い、冑の眉屁(まびさし)を下げている、という意味になります。

なぜ騎士を目にした者は死んでしまうのでしょうか。

この騎士は自分の内面と向き合い、自己探求をしてきた人です。そして自己探求を達成した人は、俗人が見るには耐えられない程の輝きを放っているからだと云います。私のイメージでいうと、1000日回峰行を達成したような人を拝むような感じ。自己探求とは、それくらい容易ではないのですよね。

 

 

「これが正しい」という基準などない。倫理とは戯言である。それぞれの星は独自の軌道を行くべきである。「道徳原理」などクソ食らえ。そんなものはどこにもないのだ。

この言葉、なんだかスカッとしませんか。クソ食らえ、はちょっとお下品な言葉ですが、それぞれの星(自分の個性)は独自の軌道(生きる道)を行くべきだ。ココに心が打たれます。

 

 

時代が変われば常識も変わります。国が変われば正しさも変わります。だから自分にとって本当に正しいことは、自分の中にしかないというのです。

 

 

むずかしい言葉が並んでいるようですが、よくよく読むと胸に響く言葉の数々を受け取ることができます。

 

 

クロウリーは、同業者からも”他に類を見ない魔術師だ”と称賛されますが、一方、「変態」とも云われています。人柄はともかく(苦笑)、私たちに残してくれた遺産は偉大です。

 

 

トートタロットの研究は奥が深くて面白いです。美虹は、自分らしく生きていきたい人を、トートタロットをつかって応援しています(^_-)-☆

 

 

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それではまたね!

 

「トートタロット」×「西洋占星術」人生を変える占い師 美虹(みく)

美虹
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