私とあなたの愛のカタチ。愛されていないわけじゃない。

秋の夜空が一段と美しく感じられる季節になりましたね。来週は「月を見上げよう週間」です。2025年11月2日（日）は『十三夜』。十五夜（中秋の名月）を見た方は、もう一度月を愛でると縁起が良いと云われています。

そして11月5日はスーパームーン。2025年で地球に一番近い満月です。月が大きく見えます。その分パワフルです。4月の満月より約14％も大きく輝きますので、お見逃しなく。

今年もあと2ヶ月。2025年のラストスパートを駆ける活力を、月からもらってくださいね！

さて今回のご相談は恋愛です。「一緒にいるのに、彼が私に質問してくれません。まるで興味がないみたいで寂しいし、不安になります。」

カードを展開してみると──、彼女の気持ちは【D7】（不安）彼の気持ちは【C2】（愛と信頼）。つまり、「彼女は不安でいっぱい。でも彼は愛でいっぱい。」2人の対照的なお気持ちでした。

同じ愛の中にいながらも、感じ方がまるで違う。なぜこんなすれ違いが起きるのでしょう。星を読み解いていくと、理由が浮かび上がってきます。

彼女は、【月がてんびん座】【金星がしし座】。ロマンチックで、愛されている実感を「言葉」「表情」「雰囲気」などで感じていたいタイプ。一方彼は、【太陽が乙女座】【金星が山羊座】。「行動」や「誠実さ」で愛を示すタイプ。「信頼しているからこそ、いちいち聞かない」そんな愛情表現を持っています。

”同じ愛”を分かち合っているのに、愛情表現の仕方が違うだけで、こんなに大きく“すれ違い”が起きてしまうのです。このようなことは、珍しいことではありません。誰でも経験したことがあるかもしれません。“永遠のテーマ”といえるほど、多くの人がぶつかる課題です。

占星術を観ていくと、「自分の愛し方」と「相手の愛情の表現の仕方」を知ることができます。私たちは「こうされたら嬉しい！」という愛され方があり、相手には「こうするのが自然だ」という愛し方があります。その小さなズレから、誤解が生まれるのです。

「なんで分かってくれないの？」愛されてるのか分からない…」そんな思いが重なると、むなしくなります。そうならないためにも、「相手の愛の形」を知っておくといいですね。

先程の彼女のように、相手が「自分とは違う愛の形」だった場合、納得はできなくても、頭で理解してあげることはできるかもしれません。自分の求めている愛され方ではないからといって、愛されていないわけではないのです。

あなたの“愛のカタチ”も、相手の“愛のカタチ”も、どちらも本物の愛です。もし、少し勇気が出せそうなら「私はこういう時に愛を感じるんだよ」と伝えてみてください。その一言が、相手の心に新しい扉を開くきっかけになるかもしれません。

愛のカタチは人の数だけあるから、違って当然なのです。答えが一つではないからこそ、何度も向き合う価値があるのだと思います。

それでも、どうしても、相手との愛情表現の違いに苦しくなってしまうなら・・不安を抱えながら一緒にいるより、離れるという選択も自分を守る大切な愛のカタチです。自分の気持ちを大切にしましょう。

モヤモヤした時は、いつでもお力になりますよ。いつもあなたを応援しています。

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