どうしても許せない。そんな気持ちになること、ありますよね？

許した方が楽になることは分かっているし、こんな気持ちでいるのはしんどいので、早く抜け出したいのだけど、許せない人を許すのは、言葉でいうほど簡単ではありません。

普段怒らない人が許せないと思うには、それなりの理由があるのでしょう。自分が大切にしているものを侵害された、信じていたのに信じられないことをされた、などかもしれません。

今日は「許せない人を許す」という深いテーマについて考えてみたいと思います。

許せない人を許すには

困難な問題にぶつかったとき、宇宙のしくみがギュッとつまったトートタロットカードを研究すると、解決の糸口が視えてきます。そこで「許す」という意味のある＃３Empressをつかって考えてみたいと思います。

「智慧のある愛」を表すこのカードは、相手を理解し、大きな愛をもって受け入れることで許そうとします。

タロットカードって不思議なんですよね。その時々によって、カードの絵柄のどこに視線がいくかでいまが視えてきます。許せるときと許せないときでは、どの絵柄が目に飛び込んでくるかで読み解けるのですよね。

たとえば、＃３Empressを眺めていて、

丸く包み込む女性の左手が強調されてそこが目に飛び込んでくるなら、包容力に溢れ、愛情豊かに許すことを受け入れていけるでしょう。

一方で、女性の後ろにいるピンクの小さな雀が強調されてそこが目に飛び込んでくるなら、許せない感情が高ぶっているときかもしれません。自分の心に、「過去にあったことを忘れないぞ！」という執念が隠れていることを表しています。そこでピンクの雀は、その感情に囚われないようにしなよ、と忠告しているのです。

許せないと思うときは、こんな小さい雀でもそこだけがドーンと目に入ってくるから、本当に不思議です。

話がそれましたが、このカードの意味するところは、許せない人を許すには愛だ。愛を持って許せ、といっています。

愛は人に注ぐのと同じくらい、自分にも返ってくるもの。だから、あなたが愛を持って許せば、あなた自身も妬みや恨みから解放されて、自分の心が許されていくことを感じるだろう、といっているのです。

なぜ謝らないんだろう。こんなヒドイことをしてもどうして平気なんだろう。こんな風に「相手」のことばかり考えてしまうとツラくなります。

でもね、ちょっと視点を変えてみるんです。究極のところ、他人があなたをを傷つけることなんて本当はできないのです。

自分を傷つけていたのは、自分の思考かもしれない・・。このことに気づくと、驚くほど気持ちが楽になります。

相手のことばかり考えていた視点を「自分」に変えてみるのです。

わたしはダメな人間ではない。

わたしはわたしで堂々としていればいい。

どんなことがあっても私の価値は変わらない。

わたしにはやましいことはないのだから。

こんな風に、自分を振り返って、自分を信じて、自分を癒してあげる。視点を相手から自分に変えるだけで世界は変わって見えてきます。

この境地まで辿り着こうとするなら、あなたの魂は大喜びしますよ。霊的に大きな成長をとげて、あなたはますます心豊かになっていくでしょう＾＾

もしいま許せない人がいるなら、参考にしてくださいね。モヤモヤしたときは、いつでもお力になりますのでご予約ください。お待ちしています。