南インドケララ州コチ(コーチン)観光。なぜか人が集まってくる街。
ただいま、南インドケララ州で究極のデトックス!パンチャカルマを21日間体験中です。
私の滞在しているア-ユルヴェーダ―施設は、コチ(国際空港もコチにあります)の中心部から車で片道2時間ほどの場所にある田舎町です。 午前中のトリートメントとランチを終えて出発となると、現地滞在が3時間くらい。そのためガイドさんが効率よく巡ってくれました。
今回日本人ガイドさんと一緒に2人で周ったのですが、ここケララ州では日本語を話せるガイドがとても少ないため、通常は北インドから(飛行機に乗って)インド人で日本語を話せるガイドを手配しなくてはならないそうです。たまたま私は運良く、他のツアーで来ていた旅行会社の社長さんが、そのツアー残ってくれて引き続き私のガイドをしてくれることになりました。彼女はインドに精通していて多くの情報を教えてくれました。明るくてとっても楽しい方。おかげで笑いの絶えない半日観光を楽しむことができました。
また、この辺りの人は明るく気さくな人ばかり。気軽に声をかけてくれる人がたくさんいました。
【観光のスケジュール】
- 聖フランシス教会
- チャイニーズ・フィッシング・ネット
- サンタ・クルス大聖堂
- パラデシ・シナゴーク
- インド最大のショッピングモール「Lulu Mall」
もう少し詳細に、写真もつけてご案内しますね。
1.聖フランシス教会
1500年代、ポルトガル人によって建てられた教会です。インド国内にあるヨーロピアン建築最古の1つ。趣のある教会で、当時からの保存状態がとてもよいです。高い鐘楼、複雑な彫刻が施された木の天井、ステンドグラスの窓が特徴的です。
こちらの教会内に、1524年にコチで亡くなったバスコ・ダ・ガマのお墓がありました。バスコ・ダ・ガマといえば、ポルトガルの援助を受けて航海し,ヨーロッパで初めてインドへの航路を発見した探検家・航海者ですね。これによりポルトガルは、香辛料貿易による莫大な富をもたらすことに大成功し、16世紀に繁栄の頂点を迎えました。その歴史的重要性から、今も多くの外国人が訪れています。
彼が亡くなったとき最初はコチに埋葬されましたが、没後14年経って彼の遺骨は故国に運ばれ、リスボンに再埋葬されています。そのためここに遺骨はありませんが、教会内には今も慰霊碑が立っています。
もう一つ興味深かったのは、扇風機。まだ天井に扇風機が設置されていない時代、礼拝者に向けて長い布を揺らして風を起こしていたそうです。古代様式の扇子というのかしら。歴史を感じます。
2.チャイニーズ・フィッシング・ネット
マカオのポルトガル人によって伝えられたコチ独自の漁法がここにあります。写真で分かるかしら。大きな網を海に沈めて、ロープで引きあげるという簡単なしくみ。
海岸に沿って同じような網がいくつも並んでいますが、手作り感満載で橋を渡ると今にも落ちてしまいそうに見えますが、ずっと維持されているそうなので頑丈なのでしょう。
海沿いには魚屋が並んでいて、今日網か ら上がった新鮮な魚介類を販売しています。ここで買った魚やエビを向かいの食堂に持っていくと、有料で料理にしてくれるとか。
この辺りは魚屋だけではなく、他にもズラリと屋台が並んでいます。洋服や置物などの雑貨も。毎日がお祭り気分な雰囲気です。
3.サンタ・クルス大聖堂
この大聖堂はケララ州にある8つの大聖堂の一つで、インドで最も古いカトリック教会の中の一つとして1506年にポルトガル人によって築かれました。1902年には再建され現在の姿になりました。鮮やかな色彩と美しいマリア像の照明が印象的で、ヨーロピアンとインドのデザインが見事に組み合わさっています。
中は静かで、実際に信者が祈りを捧げていました。ガイドさん曰く、この教会は神と人との距離が近く感じられるとのこと。確かに、イタリアの大聖堂のような雄大な美しさや圧倒的な威厳にひれ伏すような雰囲気とは違い、ここでは神と人との距離が近く感じられる穏やかな雰囲気が広がっています。どちらのスタイルがいいとかではなく、それぞれの国(当時の時代)の神と人との関係性が表れているのが感慨深いです。
特に印象的だったのは、大聖堂にの左右にある多数の懺悔の小部屋です。特定の「懺悔の日」には多くの人々がここを訪れるようです。
私たちは誰しも過去の過ちや後悔があるもの。でもその重荷を背負い続けるのはつらいことですよね。自ら懺悔することで克服できる方法がここにあると教えてくれているように感じました。
人は「自分が間違えだった」と過ちを認めること自体、なかなかむずかしいもの。でもここに足を運んでいる人たちは、ここに来ている時点で、すでに自分と向き合おうとしている人。自分の後悔を他人に聞いてもらって心の整理をつける。話しながら新しい行動の方向性を見つける。自信を取り戻す。新しく生まれ変わりたい人たちの声が聞こえてくるようです。
教会の外にでると、同じ敷地内にある小学校・中学校一貫校のちょうど下校中で、愛くるしいたくさんの子供たちに「どこの国から来たの?」「名前は何て言うの?」と囲まれました。日本だよと言うと、日本のアニメを見ている子供が多く、「ナルト」はTVで放映しているそう。日本語はそのままで字幕にマーラヤム語が表示されるそうです。そのためか「こんにちは!」とあいさつしてくれる子もいました。日本の文化や言葉を知ってくれているのは嬉しいですね。
4.パラデシ・シナゴーク
コチの観光の中でも外せないのは、ユダヤタウンである「パルデシ・シナゴーグ」。1568年に建てられたインド最古のユダヤ教の礼拝堂で、かつて繁栄したユダヤ人街の中心に位置しています。
この歴史的建物は、1662年にポルトガルによって破壊され、2年後の1664年にオランダの協力で再建されました。独特なユダヤ人の趣向を持った内部は、美しい手描きの床のタイルや豪華なシャンデリア、古いトーラーの巻物があり、ヨーロッパやインドとは異なる美しさがあります。
16世紀初め、ポルトガルの侵攻を受けてユダヤ人たちはこちらに移住を余儀なくされました。彼らは「パラデシ」と呼ばれ、「外国の」「外国からの」という意味だそうです。今も洋服や雑貨、置物などのお店が立ち並んでいます。
スパイス専門店もありました。前を通るとスパイスのいい香りがします。
ただ、1940年時点で2500人もいたユダヤ人は、現在はわずかになってしまったそうです。
5.インド最大のショッピングモール「Lulu Mall」
インド最大のショッピングモールです。洋服、靴屋、化粧品など、日本にあるようなモールと変わらない雰囲気です。ココに着いた時点でもう帰る時間が迫っていたので、1Fのスーパーマーケットに立ち寄りました。野菜売り場の迫力がすごい。すべて量り売りです。
バナナもみて。こんなにたくさん種類があります。生で食べる用、煮る用、炒める用、すべて違うバナナの種類を使うそうです。びっくり。
スパイスも豆類も全部量り売りです。
短時間の滞在でしたが、街を歩いている人やスーパーのレジ待ちをしている人などにも声をかけられて、一緒に写真をとりました。親しみがあって明るくていい人ばかり。この辺りは犯罪が少ないという情報にも納得です。たくさんのインド人の友達ができて嬉しかったです。
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