毎日暑いが続きますね。東京もうだるような暑さです。

さていよいよ今年も後半戦。社会性を表す大きな天体たちが逆行するので、世の中の動きは、思ったほどスムーズに進まないかもしれませんが、もう少し先の未来をみていくと、来年以降大きな変化が訪れる予兆があります。

コロナの影響をうけて、私たちの働き方や生き方がガラリと変わったわけですが、2023年は冥王星がみずがめ座へ、2025年には海王星はおひつじ座へ、天王星はふたご座へと移ります。

ここ数年は、地球希望で怒涛の変化が待ち受けています。これまでの常識が根底からくつがえされる時代や、社会の流れが加速していくでしょう。

どんなことが起きるんだろう・・と予測しても、たぶん想像を超えた世界がやってくるので、私たちに求められる能力は適応していく力を磨くことになります。

適応力を磨く

トートタロットカードに適応力を表すカードがあります。

それは＃８Ajustment。

女神マアトの王冠やマントは、すべてダチョウの羽根でできています。

ダチョウが飛んでいる姿を見たことがある人はいないでしょうが、昔は「飛べる鳥だった」ってご存知ですか？

さかのぼること6500万年前、恐竜が絶滅するまではなんと！飛んでいたそうなのです。飛んで逃げないと恐竜に食べられてしまうから。死活問題です。

しかし恐竜が絶滅すると地上で争う相手がいなくなり、補食される可能性がなくなりました。地上も空と同じくらい安全になった、というわけですね。それならば空を飛ぶ必要がないよね、ってことで、いまや飛ぶことはなくなったそうです。

ダチョウの適応力、スゴイですねー！

私たちもダチョウみたいに、時代の流れに合わせた適応力が求められていますが、せっかく進化するなら、自分らしくどこにでも飛んでいける羽根として、自分の背中に羽根を生やしていきたいですね！

自分らしく飛ぶには？

これからの時代、どんなことがあっても自分らしく飛んでいくには、どんなことをしたらいいのでしょう。トートタロットの中に、風の時代を代表するみずがめ座の人物カードがあるので、ヒントをもらいましょう。

Princess of Swordです。

この絵に描かれているモデルは、ギリシャ神話のペルセウス。目が合った人は誰でも石に変えてしまうメデューサという恐ろしい女神がいて、多く人が退治しに行きますが、ことごとく皆、石にされてしまいます。

そんな恐ろしい女神を退治した唯一の英雄が、ペルセウスなのです。

カードをよく見ると、帽子の上にメデューサがいます。

この像は、ぺルセウスがメデューサの首をとった瞬間。

イタリアのフィレンツェで実物をみたときは感動でした。

多くの勇者が退治に行った中で、なぜ彼だけが成功できたのか。足元を見ると、足首に翼のついた靴を履いています。スピード感とフットワークの良さです。

足元のモクモク雲と空中の暗雲を剣で次々と振り払っています。剣はこれまでの常識に囚われない、新しい知恵を表しています。

悩みそうになったとき、迷いそうになったとき、これまでの常識に引き戻されず、新時代にあった新しい知恵をつかって、スピーディに前進し続けていく。決して後ろを振り向くな。それが人生を軽くするコツだと教えてくれています。

ペルセウスが首を勝ち取った要因は、その場に適応した工夫と知恵、素早く動いたスピード感があったから。

このカードには
・これまでの考え、やり方に囚われない

・知恵をしぼり、恐れずに問題に取りくむ

・実践すると、新しい状況が生まれる、等の意味があります。

先行きが不透明だとしても、まずは取り組んでみなければ進みません。いまあなたの頭の中に考えが浮かんでいるなら、まずそのことからスピーディに着手していきましょう。

今年後半が有意義な時間になりますよ。

いつもあなたを応援しています。