研究結果でも実証。ストレスを笑いに変えよう！

お客様から聞いたユニークなお話です。

彼女は職場の人間関係で悩んでいました。相手の先輩男性は、何度同じことを言っても理解してくれない・・。これでは仕事が進まないと、相当なストレスを抱えていました。行き場のないストレス。。どうにかしたくて思いついたのは、ストレスの相手に”愛嬌のあるあだ名”をつけること。

なかなかユニークですよね。その人を思い出すたびにその”あだ名”を言うので、笑いがこみあげてきて、気持ちが楽になったそうです。そのあだ名は、可愛らしくてユニークで、聞いた私もクスっと笑ってしまいました。

ストレスを笑いに変えるって、いいアイデアですよね！そこで今日は「笑い」について考えてみたいと思います。

恐怖も笑いに変えられる

実は私自身も、似たような体験をしたことがあります。私の恥ずかしい話ですが聞いて下さい。もう10年以上も前。北インドに行ったときの話です。

夕方200メートル程離れたヨガ施設に行き、帰り道、一人でてくてくと宿に向かって歩いていたところ、突然！背後からインド人男性が近づいてきたのです。え！？と思った時には、すでに右手に持っていたバッグをひっぱられ、奪われそうになったのです！！

そのバックの中には、パスポート、円、ルピーなどの旅行全財産が入っていました。私が泊まった施設では、部屋のカギをかけてもカギがないのと同じ。貴重品は常に持ち歩くように、言われていたからです。

このバックの手を離したら、帰国できなくなる！！！

私は一瞬のうちに「ぜったいバックを離してはダメだ！」と思いました。手にギュッと力を入れてバックを離さなかったので私がひきずられてしまい、ヒザから血もでて、もう大ピンチ！！

格闘している最中にちょうどターバンをグルグル巻きにした男性が通りかかったので、格闘していた相手がサッと逃げていって助かりました。。

この時点で心臓はもうバクバク。裸足のままダッシュで部屋に戻り、私が最初にしたのはテレビをつけてコメディを見たこと。

「ワハハハ」「ガハハハ」とヒンディー語の意味は分からなくても、笑い声をきいているだけで、だんだん和らいできました。

この出来事は帰国してからもみんなと笑いながら話すネタになりました＾＾ストレスや恐怖も、面白可笑しく話すことで軽減される気がします。

笑いの力は科学的にも証明されています。アメリカでは1980年代から病院に「笑いの部屋」をつくりはじめたそうです。

そこにはジョークやコメディの映画が置かれ、患者さんが笑うことで健康状態が向上した結果まであるのです。研究によれば、笑うことで心拍数が安定し、呼吸が深くなり、筋肉の緊張が緩むので健康状態が改善したのだとか。

日本でも、「がんセンター」が松竹芸能や吉本興業などと協力し、がん患者や医療従事者を対象に、「笑いとがん医療の実証研究」を行っていますね。落語や漫才などを2週間に1回、お笑いの舞台を開催するなど、確実に研究成果もでています。笑いはガン治療だけでなく、糖尿病やメタボなどにも効果があるのだとか。

日々の暮らしの中には、理不尽なこともたくさんあるし、厳しいこともあります。でもストレスを笑いに変えることで、少しだけ世界が明るく見えるかもしれません。

問題がでてきてもその問題をどう受け止めるか、どう笑い飛ばすかで、その後の人生が変わってきます。笑いに変える力を磨きたくなりますね。過去のあのこともこのことも、いつもと違う視点でみてみれば、一つ笑顔で世界が明るくなります。

いつもあなたが笑顔でいられることを心から応援しています。

「一緒に笑い飛ばして欲しい・・！」「いやいや笑い飛ばせないよ・・！」という方も、いつでも気軽にご連絡くださいね。お力になりますよ。

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