二度目の緊急事態宣言が発令されて

占い館があるサラリーマンの街

新橋＠東京も静かです。

目と鼻の先の銀座では

臨時休業の張り紙をしている

お店も多いし

夜になると地下鉄もガラガラ。

そんないまの時期の過ごし方の

ヒントになるといいなと思い

今日は、パンデミック、パニック

ギリシャ神話のパン神について

お届けしたいと思います(^^)/

パンデミック（pandemic）は

「世界的大流行」を表し

語源はギリシャ語pandemos。

言葉を分けると

パンpan「すべて」

デモスdemos「人々」

からできています。

すべての人々が

同じ影響を受けるという意味。

みんなを不安にさせて

心理的にパニックに陥らせる。

そして

このパニック（pan-ic）の語源は

ギリシャ神話のパン神という

神様からきています。

パン神は、二本の角とヤギの足をもつ

半人半獣の神様なんですよ。

パニックの語源からは想像もつかない

陽気そうな神様ですよね。

実際、歌ったり踊ったり

お酒を飲んだり、女性も好きな神様。。

ちなみに

トートタロットにも登場しています。

人々はこのパン神を見て

「やだー。足がヤギで角も生えているわ・・！」

と気味悪がって、不安にさせられたそう。

またパン神は昼寝が大好きで

よく森の木陰で寝ているんだけど

ふと邪魔が入ると

ものすごい「雄たけび」をあげて

怒るんですって。

その声を聴いた人たちが

恐怖に陥り

彼が足をバタバタさせると

ものすごい怪音を出すので

人々はどん底の気分になったとか。

んー。

かなり迷惑な神様ですね・・。

ただね

この話からも分かるように

実際にパン神から悪さをされた

わけじゃないんですよ。

人々が

本能的にイヤな想像をかきたてられて

不安にさせられたんです。

これがパニックの語源です。

パン神が登場するカードは

この#15Devil（悪魔）です。

真ん中でニヤリと笑っているこの人。

恋愛でこのカードがでると

パン神の「酒好き・女好き」で

官能的な意味合いが強くなるけど

決して

悪魔的な意味合いだけでは

ないのですよ。

占星術では山羊座のカード。

山羊座は真面目な星座で

制限ある中でも、時間をかけて

ねばり強く取り組む努力家、という象意があります。

鑑定でこのカードが出てくる時は

しんどい環境にいるとき。

束縛されて動きづらいとき。

避けたいものに直面しているのに

逃れられないときが多い。

そしてその現状は

すぐに変わりそうもないんだけど

悲観的な考えにとらわれず

目の前の課題には

必死に取り組み続けることが

求められる。

そんな厳しいときだからこそ

心にゆとりをもって

でも問題から目をそらさず

取り組み続けるのだ！！と

叱咤激励してくれるカードなのです。

ハードな時ほど

パン神のような陽気さも

必要だということですね。

パン神に対する見方を変えると

彼の雄たけびも、怪音も

怖くなくなるし

彼の顔も不快に思わなくなる。

心理的な不安に負けず

やれることはやりながら

心はいつでも自由に過ごしていきましょう。

トートタロットは

ギリシャ神話やエジプト神話の神様たちが

たくさん描かれているので

「面白い！」「奥深い！」と云われます。

トートタロットを学んでみたい方は

こちらをご覧くださいね。随時募集中です。

https://resast.jp/page/consecutive_events/6407