経験から得る意味とその活用方法とは?

”人生に無駄な経験など何ひとつない”という言葉があります。
これは、失敗しても遠回りしても、どのような経験も自分を成長させる糧になるという意味ですが、もうひとつ、経験することには大切な意味があります。

なぜ、経験が大切なのか。

普段あまり意識していませんが、人は自分の経験でしか判断していないのです。

例えば、生まれ育った家庭環境も、教育を受けてきたことも、属した組織(会社)のルールも、自分の経験がすべての基準になっています。

「うちの家はね、~」「うちの会社では、~」というのも、自分の経験が「あなたにとっての当たり前の判断基準」をつくりだしているからですよね。だからあなたの過去からの経験は大切なのです。

 

経験がすべての判断基準になる

教育の大切さを思うと、私は「最後の日本兵」と言われた小野田寛朗さんを思い出します。若い世代には馴染みがない人も多いですよね。

太平洋戦争の終戦を知らないままフィリピン・ルバング島の密林に潜伏し、日本軍のために戦闘を続け、終戦後30年経ってから帰国した人物です。

30年もの間ジャングルで生き抜いた強い意志にも驚きますが、さらに私を驚かせたのは小野田さんの帰国の理由です。

日本政府は彼の帰国にむけて捜索に力を尽くし、彼のお母さま直筆のビラを上空から撒いたりしました。

しかし、小野田さんはそのビラを見ても”アメリカ軍の罠だ”と思いこみ、政府が自分を救助しようとしている事実を信用しませんでした。

「直属の上官からの作戦解除命令がなければ、信用しない」と、どのような呼びかけにも頑なに応じなかった小野田さん。

上官の命令に絶対従え!と教え込まれていたのですから、当時としては当然のことだったのでしょう。

そして終戦から30年後の1974年。戦争当時の上官が(遠路はるばる)フィリピンに出向き、彼の目の前で”任務解除命令”をしたことで、彼はようやく納得し帰国となりました。

【参考:Wikipedia 小野田寛郎】

 

学んだことから未来を創る

あなたの経験がすべてになりがちですが、実は時代によって、環境によって、気持ちによって、正しい判断は変わるもの。

こうして見ていくと、「自分の経験値からくる判断基準が絶対すべて!」ではないことが分かります。

教育されてきたことや経験は、あくまで土台にすぎません。レールにのせられた人生は自分で判断することができず、やがて迷うときがくるでしょう。

因みに、小野田さんは帰国後、抑留体験をもとに、健全な人間形成と子供の自然教育に力を注ぎ「財団法人小野田自然塾」を設立しました。

今までの経験を踏まえて、未来を組み立てたり新しい世界を創ることが、あなたの経験の活かし方なのです。

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