ある女性から恋愛のご相談です。

「彼と会っているときは楽しいのですが、会わない時間がどうしようもなく不安で、自信がありません。。どうしたら相手に愛されるようになりますか」

そこで今日は、”愛されるために必要なたったひとつのこと”をお届けしたいと思います。

さっそくですが、あなたは自分が愛されるために、何が必要だと思いますか。

いつも笑顔でいること？

優しくすること？

おしゃれをすること？

楽しい話題をすること？

自分から愛していると伝えること？

うんうん。どれも大事ですね。でも愛されるために、もっと大切なことがあります。

それは、愛されていると自信を持つこと。もっと言うと、あなた自身が「自分は愛される価値のある人間だ」と思うことです(^^)

「自分は愛される価値がある人間だ」と思っている人は、たとえ相手とケンカしたり、悲しい出来事があったとしても、深く受け止めることができます。

嫌な事を言われても、相手と話し合ったりして、優しくできますよね。

反対に「どうせ愛されていない」と思いがちな人は、相手に受け入れてもらえなかった・・と感じやすいです。

ツライ目にあった・・と思うことが多く、せっかく相手が褒めてくれたり認めてくれても、「ホントにそう思っているの？」と疑ってしまい、優しくされても、相手を信じることができなくなってしまいます。

はたから見れば、愛されていると思っている人と同じくらい愛されているのだけどね。「自分が愛されるはずはない」と思い込んでいるから、愛を受け取ることが苦手なのです。

この両者の違いは、過去に原因があります。

わたしもこのつらい経験をしたことがありますので、よくわかります。当時は相当ショックを受けて、奈落の底まで落とされたような気持ちになりました。

その後しばらくは、愛されるってこんなにむずかしいことだっけ。。と悩みました。いま思えば、愛されることに自信を失ってしまったのだと思います。

だからあなたが新しく出会った人に優しくされても、この人もまた裏切るんじゃないかと懐疑的になってしまう気持ちも分かります。

でもね、心のどこかで愛されているんだろうかという負のループにハマってしまうと、幸せはどんどん遠のいてしまうことに気がついて欲しいのです。

トートタロットにSword5というカードがあります。

逆向きの五芒星が描かれており、よく見ると一番下の王冠のついた剣だけが刃こぼれしています。これは過去に傷ついた出来事があり、自分はだめだという感覚に陥ってしまうことを表しています。

恋愛でこのカードがでると、実際にいま愛されているのに、目の前の人を見ないで過去のことばかり思い出してしまう・・という意味があります。

そのため、自分のネガティブな内面の状態を自覚して対処しないと、外側の出来事も変わっていかないよ、とカードは教えてくれています。

よく「人の考え」はそう簡単に変わらない、といいますが、「自分で変えようとしなければ変わらない」が正しい解釈だと思うんです。

いじけたり、すねたり、あきらめたり、疑ったりしたくなるけど、「自分は愛される価値ある存在なんだ」と思ってみること。何度も何度も思ってみること。

どうせ疑うなら、「もしかして私は愛されているのかもしれないぞ・・？」と疑ってみること(笑)

それでも不安になるときは、勇気を出して伝えてみませんか。「大切にされる存在でいたい」ってね。

愛されていると思うだけで、態度や行動が変わってきます。目に見えない信頼は、お互いの関係にいい影響を与えます。

あなたは十分愛される価値のある人です。これからの人生も愛のある人生にしていきましょう！いつもあなたを心から応援しています。